まい泉など同族企業の株売却広がる・後継者不足や市場縮小背景
トンカツ総菜店で有名な井筒まい泉(東京・渋谷)がこのほどサントリーの傘下に入ることを決めた。同社に限らず、同族・オーナー経営企業の間で創業者らが自社株を大手企業などに売却する動きが広がっている。後継者難に加え、国内市場が成熟・縮小する中で中堅規模では生き残れないとの危機感も背中を押している。オーナーが経済合理性を重視、同族経営にこだわらなくなった気質の変化も背景にありそうだ。
井筒まい泉の小出千代子社長は1965年に同社を創業、トンカツ総菜店38店、レストラン7店を擁するまで事業を広げた。すでに77歳。親族に後継者が見当たらず「同じ同族経営のサントリーなら、当社の価値をわかってくれる」と判断、金融機関を通じて譲渡を申し入れた。まい泉など同族企業の株売却広がる・後継者不足や市場縮小背景
トンカツ総菜店で有名な井筒まい泉(東京・渋谷)がこのほどサントリーの傘下に入ることを決めた。同社に限らず、同族・オーナー経営企業の間で創業者らが自社株を大手企業などに売却する動きが広がっている。後継者難に加え、国内市場が成熟・縮小する中で中堅規模では生き残れないとの危機感も背中を押している。オーナーが経済合理性を重視、同族経営にこだわらなくなった気質の変化も背景にありそうだ。
井筒まい泉の小出千代子社長は1965年に同社を創業、トンカツ総菜店38店、レストラン7店を擁するまで事業を広げた。すでに77歳。親族に後継者が見当たらず「同じ同族経営のサントリーなら、当社の価値をわかってくれる」と判断、金融機関を通じて譲渡を申し入れた。
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