Monday, June 2, 2008

バター利権と、天下り

870 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/05/31(土) 20:20:45 ID:GzXCpTDi
バター利権と、天下り
ttp://www.youtube.com/watch?v=OVZE0rwhUHY

バター不足は、農林水産省のジサクジエンです。 実は、高騰したとはいえキロあたり
500円前後の輸入バターが、輸入する際に官僚と天下り団体がグルになって作り上げた
「カラクリ」によって、国内での流通価格がキロあたりなんと3倍以上の1700円にハネ
上がってしまうのです。 そのカラクリとは、以下の通り。

  輸入バターの価格 1kgあたり500円前後
  輸入関税 輸入価格の29.8%
  重量税 輸入バター1kgあたり179円
+)上納金 輸入バター1kgあたり806円
 ------------------------
  合計(輸入バターの国内流通価格) 1,634円/kg

税金とは別の「上納金」は、表向き国内の酪農家を保護するという名目で設立された
農林水産省所轄の独立法人「農畜産業振興機構(東京都港区)」へダイレクトに入る
という、まったく羨ましい限りのオイシイ仕組みです。 会計検査院のチェックも
華麗にスルー?

役員10人中5人が 農林水産省出身という天下り法人で、木下寛之理事長(農水省OB)
の年収は1860万円です。 職員の給与水準も、国家公務員の約1.3倍となっています。

国内酪農業の保護というのはタテマエで、年間収入11億4000万円のうち、実際に
交付金として使われるのは3/4だけで、残りの2億9000万円が、理事長以下の役員
の人件費や事務手数料名目で消えているのです。

そればかりか、この天下り法人だけで、なんと253億円もの巨額な余剰金を溜め込んで
います。 利権に群がる国賊政治家、自民・公明党と小泉政権が推し進めた行政改革が、
いかにペテンだったのかがよくわかります。

No comments: