Sunday, June 1, 2008

船場吉兆解雇の元社員、団体交渉を要求

船場吉兆解雇の元社員、団体交渉を要求

 牛肉の産地偽装事件などが発覚し廃業した料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の元社員の30代女性が31日、「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」に加入し、「突然の解雇で説明が不十分」などとして同社に団体交渉の申し入れ書を提出した。

 女性は十数年前に入社し、同社本店で仲居として勤務していたが、28日に湯木佐知子社長(71)から解雇を告げられた。その際、代理人弁護士からも廃業に至った経緯や退職金の支払いなどについての詳しい説明がなかったといい、「質問もできず、店から放り出された状態」と同社側に説明を求めている。

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