Sunday, July 20, 2008

耕作放棄地を実態調査 農水省、復元可能性など分析へ

耕作放棄地を実態調査 農水省、復元可能性など分析へ

 農林水産省は耕作放棄地の解消に向けて、初めて全国の実態調査に乗り出した。国内の耕作放棄地は約39万ヘクタールと埼玉県の面積相当まで広がっているが、どの場所に放棄地があり、農地への回復が可能かどうかはわかっていなかった。結果は年内にまとめる。現状を細かく調べ、耕作放棄地の解消を進める。

 調査は市町村などを通じて実施する。(1)草刈りなどで耕作が可能な土地(2)草刈りでは耕作できないが、基盤整備を実施して農業に利用するべき土地 (3)森林・原野になっていて農地への復元が不可能な土地――の3つに分類し、地図上で色分けする。調査結果を活用して、地方自治体に年度内に農地回復の具体策策定を促す考え。

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鉄鋼大手の今期、減益幅縮小へ 新日鉄・神鋼、値上げ寄与

 鉄鋼大手の2009年3月期は、自動車など主要顧客向け鋼材の大幅値上げが寄与し、これまでの想定に比べ減益幅が縮小する公算が大きい。新日本製鉄の連結営業利益は前期比27%減の4000億円前後と、従来予想(36%減の3500億円)を上回りそうだ。神戸製鋼所の営業利益も従来予想より100億円程度多い、11%減の1800億円前後になる見通しだ。

 鉄鋼業界は今期、急激な原燃料の高騰に見舞われている。資源メジャーの台頭や炭鉱地域の災害で、鉄鉱石の調達価格は前期より1.7―2倍、原料炭も約3倍に上昇した。今期の原燃料コストは鋼材1トンあたり3万円以上、業界全体では3兆円強膨らむ。

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関税大幅削減免れる重要品目、農相「全体の8%目指す」

 【ジュネーブ=馬場燃】21日から始まる世界貿易機関(WTO)の閣僚会合に出席する若林正俊農林水産相は19日にジュネーブで記者会見し、農産品の大幅関税削減の例外となる重要品目の数について「全品目の8%はとっていきたい」との交渉方針を表明した。以前は全品目の10%を主張していた。現時点の最終合意案では「4―6%」だが、特例措置で上乗せ確保を目指す。

 農業交渉では先進国が平均54%の関税削減を求められている。日本は例外として関税削減幅を圧縮する重要品目を増やすことが大きな課題となる。農相は重要品目の数については「10%は難しいが、できる限りは上積みしたい」と語った。交渉で合意する条件として「上限関税は認められない」としている。

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モカ:消えるかも 輸入ストップ、在庫わずか

 すっきりした酸味で国内でも人気の高いコーヒー豆「モカ」の販売を休止するコーヒー業者が相次いでいる。輸入の98%以上を頼っているエチオピア産から基準値以上の残留農薬が検出され、厚生労働省が事実上、輸入にストップをかけている。再開のめどはたっておらず、喫茶店やスーパーの店頭などからモカが今後、姿を消す可能性もある。また、「ブレンドコーヒーの味が変わってしまう」と困惑する声も上がっている。

 業界トップのUCC上島珈琲(神戸市)は今月中旬、モカを使った業務用商品の販売を停止し、ブレンドコーヒーの一部もモカ以外の豆で代替し始めた。また、喫茶店チェーン「珈琲館」(東京)は17日からモカのネット販売を休止した。

 発端は、4月下旬、エチオピア産コーヒー生豆から基準値を超える殺虫剤成分の検出が続いたこと。健康に影響を及ぼす値ではなかったが、原因が豆か、豆を入れる麻袋に付着していたのか特定できず、厚労省は5月9日から検査を強化した。

 販売業者や商社などでつくる全日本コーヒー協会(東京都)は6月、現地に調査団を派遣。麻袋から残留農薬を検出したものの、原因は特定できなかった。エチオピア側は「日本は細かすぎる。他の国は何も言ってこない」などと主張。厚労省は「エチオピア政府が原因究明や検査の充実に努めない限り、日本側も対応のしようがない」として、輸入を停止させたままだ。

 モカは、ブレンドコーヒーの定番品目だけに、業界関係者や愛好者は「ブレンドの味が変わる」と戸惑う。UCCは「モカの風味に似た代替の豆を喫茶店などに提案している。安全性が確認されるまでモカを使うわけにはいかない」と話す。

 喫茶店「アラビヤコーヒー」(大阪市中央区)を経営する高坂明郎さん(52)は、「モカの在庫はあと1、2カ月。このまま入荷できなければ、モカを提供できなくなる」とあきらめ顔だ。【横山三加子】
 ◇ことば モカ

 エチオピアとイエメンで生産されたコーヒー生豆のこと。苦味が少ないが酸味が強く、フルーティーな香りが特徴とされる。コーヒー生豆の全輸入量(07年)は約38万9000トンで、エチオピアからは約2万9000トン。国別では、1位がブラジル、2位がコロンビアで、エチオピアは5位。

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16:50 GMT, Friday, 18 July 2008 17:50 UK
Greek monastery could become jail
Interior of a Greek Orthodox church

The Greek Orthodox Church says it wants to convert a 17th Century monastery into a prison for convicted clerics.

The Holy Synod has applied for permission to turn the Hrysopighi monastery in the southern Peloponnese peninsula into a correctional facility.

It hopes the recently convicted Bishop of Attica, Panteleimon, will be able to serve out his six-year sentence for embezzlement in the monastery.

The plan could later be extended to other errant priests, officials said.

Panteleimon, who is in his 70s, was convicted a month ago of embezzling around 200,000 euros ($317,000; £158,000) from a monastery under his jurisdiction.

Greek news reports say he is currently having a tough time in the country's top security Korydallos prison, suffering from taunts by fellow prisoners.

But the proposal to move him to what the Synod calls more "appropriate surroundings" has aroused considerable opposition from people who believe that convicted priests should endure the same conditions as other law-breakers, says the BBC's Malcolm Brabant in Athens.

Panteleimon is the most high-profile cleric in jail, but another influential priest is facing trial for allegedly bribing judges, while the authorities have accused members of a rebel monastery on Mount Athos - Greece's semi-autonomous religious enclave - of embezzling Church property.

They deny the allegations against them.

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国技館改修、高額な随意契約 文科省、協会に行政指導

2008年7月20日19時10分

 東京・国技館の改修に際し、日本相撲協会幹部の推す企業が随意契約で高額な工事を請け負っていたことが文部科学省の調査で判明し、同省が「好ましくない」と行政指導していたことが20日、明らかになった。

 85年に両国にオープンした現・国技館は昨年約2億5千万円でトイレを改修し、現在は音響設備などの整備を進めている。文科省は「不正があったわけではないが、透明性を高める意味で知り合いの1企業に任せるという慣行は良くない。改めるよう指導した」という。

 相撲協会はこの日の理事会で指導に従い、今後は入札を行って適正に対応していく方針を決めた。

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