Saturday, May 31, 2008

活断層の位置を詳細に 文科省研究、地図作製へ

活断層の位置を詳細に 文科省研究、地図作製へ

 文部科学省は、日本列島にある110の主な活断層帯について、断層の走っている位置を約100倍の精度で特定する調査研究に2009年度から乗り出す。地名や番地を指定すれば断層からの距離が割り出せる地図「活断層基本図(仮称)」を、5年後メドに完成させる。地方自治体などに提供、防災対策作りに役立ててもらう。必要な調査研究費は09年度予算案の概算要求に盛り込む。

 政府の地震調査研究推進本部は国内の活断層のうち、マグニチュード(M)7級の地震を起こす110を重点調査し、地震の発生確率や断層の活動時期を公表している。

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