Saturday, May 31, 2008

他人の家の天袋で極楽生活…福岡、58歳女を逮捕

他人の家の天袋で極楽生活…福岡、58歳女を逮捕
マットレス持ち込み、食料拝借

 民家の押し入れの天袋に忍び込んだとして、福岡県警粕屋署は29日までに、住居侵入の現行犯で住所不定、無職の女(58)を逮捕した。アカの他人の家の天袋で勝手に暮らし、ご飯どころか風呂まで拝借していた。

 調べによると、同女は28日午後3時ごろ、同県志免町の無職の男性(57)の平屋の一戸建てに侵入した。「住むところがなかった」と供述しているが、以前から男性宅に頻繁に侵入していたといい、滞在は数カ月におよぶ可能性があるという。

 天袋の中は寝床用のマットレスをはじめ、ペットボトルも完備するほどの暮らしぶりだった。

 男性は1人暮らし。犯行に気付いたきっかけは、知らない間に減っていく冷蔵庫の中身だったという。

 「家の中から、なぜかたびたび食べ物がなくなっていく。不審に感じたため、男性は犯人探しを始めた」(捜査幹部)

 男性は最新の警報装置を部屋に設置。家の中で何かが動くとセンサーが反応、家の中に仕掛けた防犯カメラがその姿を捉え、携帯電話にメールで異常を知らせるというスグレモノだ。

 28日午後、外出した男性に警戒メールが届き、家の中で動き回る女の映像が映し出され、ビックリ仰天。110番通報したことで御用となった。

 捜査幹部は「捜査員が踏み込むと、ひどくビックリした様子だった。長く押し入れにいたからさぞやニオイがキツイかと思いきや、意外にさっぱりとした感じ。男性がいない間に風呂に入っていたようだ」とあきれ返っていた。

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弟子に暴行 間垣親方と豊桜に減俸処分

2008年05月29日18時02分

 日本相撲協会は29日、理事会を開き、夏場所中に弟子の力士を竹刀で暴行した協会理事の間垣親方(元横綱2代目若乃花)に、3カ月30%の減俸処分を下した。初場所中に調理用のお玉で部屋の弟弟子を殴り、頭部にけがを負わせた十両豊桜も3カ月30%の減俸処分とした。豊桜の師匠陸奥親方(元大関霧島)は監督責任を問われ譴責(けんせき)処分となった。

 間垣親方は夏場所中、弟子にあざがつくほどの暴行を加え、発覚直後も「弟子がいけないことをしたら、けいこでしごくのは当たり前」などと話していた。理事会後に、会見した九重広報部長(元横綱千代の富士)は処分理由について「行きすぎた行為をして、暴行がどの部屋でも行われていると誤解を与える発言もあった」と説明した。

 九重親方は「理事からの降格という意見が出ないことも無かったが、結果としてこういう処分になった」と話した。間垣親方は理事会では謝罪の言葉を述べたが、報道陣には無言だった。

 豊桜の処分理由は、けがを負わせ、師匠や部屋に迷惑をかけたこと。陸奥親方は「私の責任。どんな処分でも受け止めます」と話した。

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暴力団組長、米で肝移植 「情報提供と引き換え」と米紙

2008年05月30日19時00分

 【ロサンゼルス=堀内隆】米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は30日、山口組系暴力団「後藤組」の後藤忠正組長がC型肝炎を患っていた01年、カリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)の付属病院で肝移植を受けていたと報じた。後藤組長は当時、米入国を禁じられていたが、米連邦捜査局(FBI)が情報提供と引き換えにビザ発給を手助けしたと伝えている。

 同紙によると、米国では外国人や犯罪歴がある患者への移植を禁じる規定はないが、報道は後藤組長が01年5月に渡米してわずか2カ月後に移植手術を受けた一方で、同時期に同病院の待機リストに載っていた患者のうち、3年以内に移植を受けられた人が34%にとどまっていたと指摘。執刀医が後に訪日して後藤組長の診察を行っていたことにも触れ、扱いの公平性に疑問を投げかけた。

 UCLAは「臓器移植機関ネットワークが定めるガイドラインを順守しており、移植患者の評価は米国人でも外国人でも同じ」との声明を出したが、後藤組長の手術を行ったかどうかはプライバシーを理由に明らかにしなかった。

 捜査当局筋の情報として同紙が報じたところによると、ビザ発給は、米国内での日本の暴力団の活動実態についての情報を提供することと引き換えだったという。また、00年から04年にかけて、後藤組長のほかに3人の日本人がUCLAで肝移植を受けた。3人ともその後、犯罪歴や犯罪組織との関係を理由に米国入国を禁じられた。

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