皇后さまの親類宅へ急きょ立ち寄り 両陛下、群馬を訪問
2008年04月07日18時35分
天皇、皇后両陛下は7日、日系ブラジル人の暮らしぶりを視察するため、日帰りで群馬県を訪れた。今年は日本人のブラジル移住100周年で、かねてから同国に関心の高い両陛下の意向もあって今回の訪問となった。
日本ブラジル交流年・日本人ブラジル移住100周年にちなみ、日系ブラジル人が多数在住する地域をご訪問、洗濯機組み立てラインを見学される天皇皇后両陛下=7日午後0時26分、群馬県大泉町の三洋電機東京製作所、代表撮影
大泉町では日系ブラジル人ら多くの外国人が働く三洋電機東京製作所を視察。洗濯機の組み立て工程を見て回り、日系ブラジル人の労働者に「こちらでの生活は慣れましたか」「この土地で幸せに暮らしてくださいね」などと声をかけていた。
また、皇后さまが幼少時に疎開していた館林市では、移動の途中で車列を止め、皇后さまの親類の正田家に立ち寄った。この日午前に急きょ決まったもので、皇后さまが以前お世話になったという100歳の正田芳子さんと再会した。
No comments:
Post a Comment